スワップポイントとは?
スワップポイントは、2つの通貨間の金利差のことです。
FXでは、金利の高い国の通貨を買い、金利の低い国の通貨を売ることによって生まれる金利差で、利益を得ることができます。
例えば、「米ドルを買って円を売る」際に、日本より米国の方が国の政策金利が高い場合は、プラスの金利差が生じ、スワップポイントに相当する金額を受取ることができます。
またスワップポイントは固定されているわけではなく、日々変動します。
プラスにもなればマイナスにもなるスワップポイント
スワップポイントは通貨の金利差によって発生するため、金利の高い国の通貨を買い、金利の低い国の通貨を売ると、金利差による利益をスワップポイントとして得ることができます。
また、逆に、金利の低い国の通貨を買う場合と金利の高い国の通貨を売る場合は、金利差分のスワップポイントの支払いが発生します。
スワップポイントが発生する日
スワップポイントは営業日をまたいで取引した場合(ポジションを持っていた場合)に発生いたします。
この、営業日をまたいでポジションを持った際に、持っているポジションを営業日ごとに繰り越します。この事を「ロールオーバー」といい、ロールオーバーした場合に売った通貨と買った通貨の金利差によってスワップポイントが発生いたします。
スワップポイントの計算方法
スワップカレンダーまたは取引画面のプライスボードに表示されているスワップポイントは、決済通貨(通貨ペアの右側の通貨)の価格です。「USDJPY」の場合は円表記、「EURUSD」の場合ドル表記となります。こちらを該当営業日のクローズレートの仲値で円転し、付与いたします。
(例1)
USDJPYの買スワップが50円のとき、買ポジションを5Lot翌営業日まで持ち越した場合
買スワップ50円×5Lot=250円の利益(スワップの受取り)が発生
(例2)
EURUSDの買スワップが‐0.9ドルのとき、買ポジションを3Lot翌営業日まで持ち越した場合
買スワップ‐0.9ドル×3Lot=2.7ドルの損失(スワップの支払い)が発生
スワップポイントに関する注意事項
- ※掲載のスワップポイントは、FX口座において買ポジションを保有し翌営業日まで持ち越した場合に付与されます。
- ※0.1Lot単位の場合は1Lotあたりのスワップポイントの10分の1の金額となります。
なお、1円未満のスワップポイントは、受取り支払いともに日々積み立てられますが、取引画面の累計スワップおよびスワップポイントの決済時(ポジションの決済またはスワップ受取)においては、受取りの場合は小数点以下を切捨て、支払いの場合は切上げて反映されます。 - ※スワップポイントは、各国の景気や政策などの様々な要因による金利情勢を反映した市場金利の変化に応じて日々変化します。
- ※各国の金利水準によってスワップポイントの受取又は支払いの金額が変動することや、場合によっては受け払いの方向が逆転する可能性があります。また、これに伴い追加の資金が必要になることや、ロスカット値が近くなること、場合によってはロスカット取引が行われる可能性があります。
- ※本ページの内容は掲載日時点の情報であり、将来およびお取引に際して掲載の数値や金額等を保証するものではありません。